わたしとカメラの新たなストーリー

骨董市にて、古いアナログカメラと出会ってしまいました。

元カメラマンというオーナーさんのスペースには、衣装ケースにアナログカメラがどっさり!!!

重いカメラを持ち帰る余裕や財布の余裕があるなら、あれもこれも買ってしまいたいぐらい。


インテリアではなく本気で使おうとしているわたしに感動してくれたオーナーさんが、それぞれのカメラのストーリーを教えてくれて、ミニカメラ講座に。笑

こういうコミュニケーションも骨董市の魅力かもしれません。


長いことカメラはCanon一筋だったんですが、今わたしが欲しいレンズを装備していたNikonをお持ちかえり。


わたしの写真好きは10年ぐらい前から始まりました。

初めて自分で買ったカメラは、当時とても流行っていたHOLGAのトイカメラ。

フィルムが特殊で現像も高いのだけど、今やインスタで定番となった正方形の写真はHOLGAでデビューしました。

それから、衣装を作らせてもらってたインディーズバンドのスタッフの影響でアナログ一眼レフに興味を持って、初の一眼レフはロシアのオールドカメラのZenit(右上)

これとコダックフイルムのコンビが大好きで、大事に大事に撮ったものです。


それからマニアックなカメラが欲しくなって、LOMOの二眼レフを(右下)

フィルムが特殊なのと、操作が難しいのとでなかなか出番がないのですが、また使ってあげたいところ。


フィルムカメラは撮った写真をその場で見れないので、仕事としては使いにくい。

特にアナログカメラは色が鮮明でないものがあったりして、それが味になるとはいっても、商品撮影のようにリアルを伝えるものには向かない。

それでもやっぱり、わたしはフィルムカメラが好き。

カメラマンさんにもそういう人が多いように思う。


最近、オールドレンズ風の色に調整しているのですが、やっぱりフィルムのあの独特の感じはフィルムにしか出せない。

仕事用の鮮明で綺麗なデジタルフォトは、カメラマンさんが撮ってくれる。


日々、自分の世界を切り取る時は、自分の色で伝えていこうと思う。


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