犬にパンは与えていいのかについて考えてみる

わたしのブログで常に読まれている記事のひとつが、2年以上前に書いた「パンは犬にどうなのか」という話。

パンを焼いている香りは、食欲をそそる。

人間より嗅覚が優れている犬にも、当然のようにその香りは届くのでしょう。


うちのわんこ達も、パンがとにかく好き。


学生の頃の朝食は基本的にパン。

和食と洋食が選べた修学旅行の朝食で、洋食を選んだのがわたしを含めて学年中で2~3人だったことに驚いたぐらい。

(母が朝食の準備と片付けをしたくなかったからだと思われる)


そんなこんなで、食パンが当たり前のように家にあったわけですから

手作り犬ごはんを始めたばかりのころは、食パンを入れていたこともありました。


パンは、犬に与えてはいけない食材ではない。

ですが、愛犬達のごはんを作るようになってから自分の食生活も考えるようになり、その中で習慣となった”原材料チェック”をしてみると、多少の不安を感じるのです。


■菓子パン、惣菜パン系

種類にもよりますが、避けた方がいいでしょう。

目に見えなくても、ネギ類や香辛料など、わんちゃんの体調に悪影響を及ぼす食材が含まれている可能性が高いです。


■食パン、フランスパンなどの主食系

原材料にもよりますが、毎日・毎食はあまりおすすめできません。天然酵母であっても、その酵母は何の食材から作られているのか確認を。


■パンによく使われている原材料で知っておきたいこと


【マーガリン、ショートニング】

 近年、取り過ぎが問題視されており、アメリカなどでは既に規制が始まっている人工油脂。トランス脂肪酸が含まれる代表食材です。アレルギー、動脈硬化、心疾患、不妊などのリスクが高まると言われています。


【香料、着色料、保存料】

パンの長期保存には必要ですが、日々の身体に必要かは疑問が残るところ。


【精白糖、精白小麦】

血糖値を急上昇させるため太りやすくなったり、イライラしやすくなります。

血糖値が急激に上がりやすい食材は、血糖値の上昇が穏やかな葉物野菜や全粒穀物(全粒粉や玄米)と一緒に。

市販のパンは、原材料に納得できるものが少ない。ということもあり、わたしがわんこにあげるパンは手作りが基本。

記事を書いた2年前はりんごで天然酵母を作っていたのですが、焼けるまで2~3週間かかってしまうので今はそこまで時間が割けない。


小麦粉、ドライイースト、ぬるま湯だけというシンプルなレシピをベースに干し芋を入れたり卵を入れたり、全粒粉を入れたり。

塩や砂糖を入れたほうが発酵は安定するのですが、なくても作れるならナシでもいいかな。

油は健康維持にはマストですが、高温加熱調理をすることでトランス脂肪酸に変化するので、こちらも使わなくて済むのであればナシでいきたい。


とはいえ。

クッキーやゼリーと比べて、パン作りは時間もかかるし簡単ではありません。

市販のパンを与える時は、その原材料をよく吟味して選ぶようにしてくださいね。

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